名盤発掘

タワレコで、ダンスリーの「エンド・オブ・エイシア」を発見してしまった。なんということでしょう。古楽器を使って、中世ルネサンス期の音楽などを演奏する楽団、ダンスリールネサンス合奏団と、サカモト教授がコラボレーションしたアルバムである。1980年代初頭の作品だ。はっきり申し上げて名盤である。当時中学生だったわたくしは、どのようにして入手したのかは憶えてないが、カセットテープにコピーしたものを持っていて、さんざん聴き倒したものだ。ところが残念なことに廃盤になっていて長らくCDでは入手不可能だったのだ。それが2009年にリマスターされて復活していたらしい。しかし今まで店頭で見かけたことがない。ここで会ったが百年目（死語だな）というやつだ。迷わず買い求めた。

エンド・オブ・エイシア

 

 

それにしてもいったい何年ぶりに聴くことか。下手したら30年ぐらい経ってるんじゃないか。いやしかし、今聴いても素晴らしい。素朴なようで、なんとなく毒を持っている感じ。プリミティヴだけど味わい深い。聴いてると妙にざわざわしてくる。

いやあ、良いものを見つけました。