「若者よ、マルクスを読もう」については、単行本が出たときに、買おうかどうしようかとかなり悩んだ記憶がある。
結局、当時は買わなかったのだ。なんだかぐずぐずしているうちにあれから数年が経ち、今回めでたく文庫化されたわけだ。
若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 内田樹,石川康宏
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
うーんホンマでっか。以前に「経済学・哲学草稿」を読んだ限りにおいては、頭がよくなるというよりは、自分の頭の悪さを思い知らされてヘコまされる、という感じの方が近いんだけどなあ。ま、これは若者(高校生ぐらいを想定しているらしい)に向けての本だからな。ええどうせおっさんですよ俺様は。