野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

5/25はゴミ出し記念日

月曜日に休みを取ってまでして鳥取の実家に帰っていたのは、何もスターバックスの開店を見届けるためではないのだ。実家のゴミ屋敷化を阻止すべく、可能な限りのゴミをとにかく廃棄するためだ。一言で「ゴミを棄てる」といったって、いやそれはもうとにかく常軌を逸した量なのでとても素人の手には負えない。というわけでリサイクル業者に依頼した。今回のスコープは2部屋+ガレージであるが、さすがの業者も、最初に見積もりにきた時に少しばかり怯んだ、というほどのエクストリームなゴミの量である。でいよいよゴミ出し本番当日なわけね。朝9時に業者がやってきた。屈強な男4人が、軽トラと2トントラックとパッカー車(いわゆるゴミ収集車; 専門的にはこう呼ぶらしい)に乗って。んでまあとにかくゴミを分類しながらひたすらトラックに乗せる、パッカー車に放り込む。パッカー車って、街中でゴミを収集している様子を見かけたことはあるが、こんな間近でその動作を見たのはたぶん初めてだ。これがもう、ものすごい破壊力で、とにかく何でもかんでもばりべりぼりと破砕し、飲み込んでしまう。その暴力的なパワーに圧倒され、つい見とれてしまう。

4時間にも及ぶゴミ出し作業の結果、やっとガレージが空っぽになった。実に爽快である、と言いたいところであるが、そうは問屋がおろさない。もう何十年もゴミで塞がれていたのだが、実はガレージの奥には裏庭へ通じるドアがある。これが久しぶりに開通したのでそのドアを開けて裏庭へ出てみたらそこには(続く)
 
いやまさに、ネバーエンディングストーリーというかシシュフォス的劫罰というか。
ある種の残尿感を覚えながらも、夕方にはバスで大阪へ帰らねばならない。仕方がないので少し早めに家を出て、例によって駅前の居酒屋「村尾」でバスに乗る前に一杯ひっかけていくことにした。
今回はアジの刺身とか。
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ビールだけにしとこかなー、と思っていたけど、こんだけ魚が美味いとやっぱり純米酒もねぇ。
てことでマストアイテムである炙り〆さばとともに、お気に入りの日置桜初しぼり。
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なんだかんだ言って毎回これ食ってるなあ。
んでまあ、バスに乗って、無事に帰宅いたしました。
しかし何だ、実際のところあたしゃ何もしてなくてゴミを運び出すのを見てただけなんだけど、なんだかぐったり疲れちまいましたよまったく。まあ、長期戦になりそうですなあ…