「第二次世界大戦」の2巻。だいぶ前に手を着けたものの遅々として進まず、半分ぐらいのところで長らく放置していたものを、出張中に再開して、やっとのことで読み終わった。
- 作者: W・S・チャーチル
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: Kindle版
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Amazonのレビューを見ると、1巻については「翻訳がひどい」という意見がちらほら。でも2巻に関してはそんな意見はない。まあ、1巻で「ダメだこりゃ」と思った人は次へ行かないんだろうし。
以前に、谷崎版の源氏物語を読もうとしたもののまったく歯が立たず、いったん断念して田辺聖子の「新源氏物語」を読んでストーリーを把握したら谷崎版が格段に読みやすくなった、ということがあった。今回もそういう作戦を取った方が良いような気がする。「第二次世界大戦回顧録 抄」を読むとか。でもこれって本当に日本語版で全4巻の「第二次世界大戦」の抄録なんだろうか?そもそも原著では全6巻、日本語訳では24巻というような話もあったりするのだがいったいどうなっているのか?謎は深まるばかりである。