いずれ読んでみなければ、と思っていた、ウィンストン・チャーチルの「第二次世界大戦」。ついに手を出してみた。
というのが実はもう一ヶ月ほど前のこと。ずいぶん苦戦したな。
実は「第二次世界大戦回顧録 抄」にしようかとも思っていたのだが、Amazonのレビューなんかによれば、あれはなんぼなんでも大著を略し過ぎだ、てな意見も多く、やはりここはひとつオリジナルの方にいってみよう、てなわけで。
- 作者: W・S・チャーチル
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: Kindle版
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もう何が何だかよくわからんが、とにかく中公文庫版を、Kindleで。最近、こういうマッシヴなものはKindleにする、と決めている。
で、先月の海外出張の時からずっと読んでいたのだが、これがまた遅々として進まないのですな。内容的には、ヴェルサイユ条約の瑕疵を糾弾するところから始まり、ヒトラーのナチス・ドイツの台頭、そしてチェンバレン首相が退陣しチャーチルが首相に指名され挙国一致内閣を組閣するところまで。けっこう面白い話なんじゃないかという気はするのだけど、なぜだかなかなか頭に入ってこない。ちょっと翻訳に癖があるんだよなー。質が低いわけではないと思うし、むしろ格調高いと言っても良いと思うのだけど、いかんせん体質的に合わない。ちょっと疲れたので、しばらく休憩して軽いものを読むことにする。しかるのちに2巻以降に取りかかりたい、という所存である。