十二国記の新作『白銀の墟 玄の月』、ついに第四巻に。
- 作者: 小野不由美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/11/09
- メディア: 文庫
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そしてなかなかのスプラッタぶりで、まあ登場人物の次から次へと死んでいくことよ。なんだかタランティーノ映画を観ているような気分だ。
そして泰麒。この巻でも、え、そんなんできるんですか?てな荒技を繰り出し、アンタほんまに麒麟か?さすが黒麒麟はひと味違うぜ。
そんなこんなで、どうやって話を終わらせるつもりだ?と思ったら、うわーそんな感じでいきますか、というまとめ方で。
けどまあ方向としてはそっちに持って行かざるを得ないですよね。まあ起爆装置の解除もええ塩梅で爆発2秒前だし。
具体的なことを書かないと、何を言っているのかさっぱり、だと思うが、まあそういうことだ。質量ともにシリーズでもっともマッシヴな作品になったんでないですか?かなり読み応えありましたな。
とりあえず、まとまった大きな話はこれで一段落、じゃないのかな。知らんけど。
来年は短編集が出るのだそうで、まあそれくらいでちょっと軽めに行くのでよろしいんじゃございませんこと?