野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

君らテイラーばっかりやないか

デュラン・デュランのライブをWOWOWでやっていた。予告を見たときに、誰だこの傷んだおっさんどもは?と思ったらデュラン・デュランだったってんで、これはぜひとも忘れずに観なければと思っていたのだ。きっちり忘れてて最初の10分ぐらい見逃したけど。

http://www.wowow.co.jp/detail/111891/001
米国駐在中に、わりとレドモンドに近いエバレットあたりでライブをやったことがあって、まだやっていたのかと驚き、よっぽど観に行こうかと思ったがやめといた、てなこともあった。
わたくしなんぞはだいたい中学〜高校ぐらいのやれニューロマンティックだなんだと言っていた時期に最もよく聴いていたわけで、まあアルバムで言えば"Seven and the rugged tiger"あたりまでか。"Notorious"なんかもカッコええやんけと思いつつもさほど熱心には聴いていなかった。
あらためてウィキペディアであれこれ調べてみると、ナイル・ロジャースやヴィニー・カリウタやテリー・ボジオなんてのがゲスト参加してたりしたのな。いやそれより、

1990年、クリスマス前、キャンベルがニューヨークへ帰り、それっきり戻って来なかった。

とか

2005年、ロジャー・テイラーが足の小指を「骨折」した為、予定されていた日本ツアーをすべてキャンセル。しかし、日本ツアー予定日当日にロジャー・テイラーが元気にドラムを叩く姿が海外で放送された為、各方面で物議を醸す。

というようなエピソードが味わい深い。
とにかくサイモン・ル・ボンのおっさんぶりと、一方で声があまり変わってないのに驚かされた。もっとも終盤ではかなり疲れも見られたが。ナイル・ロジャースも登場して"Notorious"とか、やっぱりカッコええすな。
前記のように初期のアルバムしか聴いてないので、知らない曲ばかりではあったがそれでも、"Girls on film"とか"Save a prayer"とか"Hungry like the wolf"、そしてもちろん"Rio"なんてあたりは外さないわけで、いやあ実に懐かしい。
"Rio"が最も好きなアルバムで、今でもたまに聴いているのだけど、あらためて"Notorious"あたりも聴いてみたい気がする。