野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

9月ですからね

すでに年中行事に組み入れられている、新しいiPhoneの発表は、今年も恙無く執り行われたようで。
そして新しいiPhoneの製品仕様もまた、概ね事前のリーク情報と大きく異ならないものであったようで、それを寿いで良いのかどうかはわからないけれども、世の中の安寧秩序を乱すことはなかった、てことでまあ良かったんじゃないですか、知らんけど。
何といっても目を引くのはiPhone 11 Proの、あのトリプルカメラ。スティーブ・ジョブズが存命であったならば絶対に許さんよなぁあのデザイン、とわたくしは思うのであるがいかがでしょうか。アップル製品というのは、常に進化を続けることをほとんど義務付けられている、と言っても良いだろう。それに応えていっている事については、さすがとしか言いようがないわけだが、そのペースは、少なくともわたくし個人の様々なニーズや欲望が膨張していくスピードを追い越してしまっていると思う。いや、イノベーションのスピードの問題ではなく、単に進化の方向性の違い、という気もするけど。
持って回った言い方をしたが、つまり何を申し上げたいのかというと、最近のiPhoneはデカくなりすぎた(しかも値段が高い)、という事なのだ。iPhone Xsなんて千円札とほとんど大きさ変わらんぞ。個人的にはiPhone 8のサイズが限界だ。いや、あれでも少しばかり大きすぎる。デザイン、サイズ共にiPhone 5s(今ならiPhone SE)がベストであると思っている。ただしディスプレイサイズはiPhone 8の4.7インチに慣れてしまったので、これより小さいサイズに戻るのは、いささか辛い。となると、どうしても期待してしまうのは、過去から何度となく噂が出ては消えている、iPhone SEの後継機種だ。あのサイズでベゼルレスデザインの4.7インチになれば最高だ。これでNFCを装備していてモバイルSuicaが使えるならば、もう何も言うことはない。あ、できればeSIM付きだと、もっと嬉しいかな。
いずれにしても、現時点でiPhone SEの後継機種に関する確かな情報はない(来春に出てくるという噂はあるが、まだあまり確度は高くなさそうだ)。そんなわけで、iPhone 4s以来、2年に1回のペースで機種変更をしてきたわたくしも、今回は見送りで、これで4代目となるiPhone 8には、もうすこしがんばってもらおうと思う。