野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

だいぶお好きなようで

2週間ほど前からLINEの「知り合いかも」に、やけにコワモテのおっさんが出てくるようになった。
名前もフルネームで出ているが、そんなおっさん知らんし、と思ってスルーしていた。
そして本日、鳥取行政書士と電話で話をする用事があり、通話後に彼の携帯電話の番号を登録していたら、これまたLINEにその行政書士が「知り合いかも」と出てきた。
うむ、これは。と思ってコワモテのおっさんの名前をググってみたら、鳥取カントリー倶楽部の「コンペ情報」というのがぞろぞろと出てきた。ゴルフコンペの参加者とスコア、順位が記載されている。その中におっさんの名前もあった。
ははーん、と思っておっさんの写真を妻に見せた。この人を知っているか、と。
やはりわたくしの思った通りだった。石材屋のおっさんだそうだ。
先日亡くなった父の四十九日に納骨をするために、お寺から紹介してもらって連絡を取った石材屋だ。その時のわたくしの携帯電話の番号からLINEの友だち登録されてしまった、ということのようだ。
残念ながらわたくしは電話で話しただけで、直接会ったことはない。しかし妻は先週末に鳥取へ帰り、逮夜法要に出るとともに打ち合わせのために石材屋に会った。だから顔も知っており、かなりインパクトのあるビジュアルである、と聞いていた。
まさかこんな形でお目にかかれるとは思いもしなかった。

ところで上記の「コンペ情報」、ゴルフをしないわたくしが見てもスコアの良し悪しとかそういうことはさっぱりわからないのだが、そのリストをじっくりと見ていくと、他の石材屋であるとか、当家が世話になっているお寺の住職であるとか、葬儀屋の社長であるとか、果てはわたくしの同級生とか親戚の名前まで出てきたりして、まことに味わい深い。

今月の四十九日法要の際に石材屋に会うことになっている。
できるだけ余計なことは言わないようにしよう、とは思うのだが、平静を保てるかどうか、あまり自信はない。
今から楽しみだ。