野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

じわじわ青くなってきた

アメリカ大統領選の投票日からずっと、開票状況が気になって、やたらとGoogleの速報ばかり見ている。
ここまで大統領選のことを気にするなんてことは今までなかったことだ。
いわゆるSwing Stateの決着がまだついていない(最終的な結果が出るまでには何日もかかるらしい)が、それでも昨日は当初トランプがリードしていたウィスコンシン、ミシガンでバイデンが逆転して取り、夜にはジョージアでも優勢になった。そして今朝起きてみたらペンシルヴァニアでも逆転している。すごいな。
Googleの選挙速報ではアリゾナはバイデンで確定しているが、バイデン優勢ながら未確定、としているメディアも多いようで。アリゾナを未確定とするならばバイデンの獲得選挙人数は253で、当選に必要な270まではあと17ということになる。ペンシルヴァニアなら一発だが、それ以外の州なら二つは取らねばならんということだ。けども可能性は十分にあるという感じだな。
そして、かねてから言われていたように、トランプはいろいろゴネている。
バイデンが当選、となっても何かと揉めそうで、難儀なことだな。こんなの前代未聞じゃないか。
この状況をバーニー・サンダースがかなり正確に予測していたとして話題になっているようだ。


ウィスコンシンやミシガン、ペンシルヴァニアでは大量の郵便投票を処理しないといけないが、投票日までは開票できない。民主党支持者は多くが郵便投票するが共和党支持者は直接投票所へ行く。開票が始まって初期はトランプ票が多く出るので、投票日の夜10時ぐらいにトランプはさっさと勝利宣言をしてしまう。ところがだんだんと郵便投票の分が開票されるにつれバイデン票が増えてくる。そこでトランプは、それ見たことか、郵便投票で不正が行われているぞ!と騒ぎだすんじゃないかと心配している。
とまあ、サンダースが言っているのはだいたいそんな内容だと思うのだが、確かに今の状況をあまりにも正確に言い当てているな。
激戦区の州を含めた勝敗の結果は、明日ぐらいには判明するのだろうか。
その後の決着までの時間は、どれくらいトランプがゴネるかによるのだろうな。
いやもう、頼みますよほんと…