野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あるいは屍肉に群がるハイエナか

南茨木TSUTAYAが閉店するらしい。
そもそもCDが売れずサブスク全盛のこの時代、まあ自然な流れと言えなくもないだろう。
で、閉店にともなってCDやらDVDを叩き売りしている。
もう少し早く行けば掘り出し物もあったのかもしれないが、かなり出遅れたので、あまり大したものは残っていない。
そんな中でもせめて、ということで斉藤和義のCDを買い漁った。
『月が昇れば』、『斉藤』、『和義」、そして『ARE YOU READY?』、しめて税込1,100円。何だか火事場泥棒になった気分だ。
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いずれもApple Musicで聴けるものばかりだし、あえてCDで買わなくてもよさそうなものだが、どうもApple Musicを信用し切れないし、GAFA帝国主義に屈してしまうのがどうも嫌なのだな。
などと言いつつも、そもそもTSUTAYAが閉店してCDを叩き売りせざるを得なくなる、ということ自体、サブスクによるCDレンタルというビジネスの駆逐という事象のひとつの側面であり、わたくしもそれに加担しているのだと思うと何とも微妙な気分になる。
ちなみに『斉藤』収録の「パズル」だけはどういう事情があるのか知らないがApple Musicでは聴けない。もともと関ジャニ∞のために書いた曲とのことで、その辺が関係していたりするのだろうか。

Apple Musicの『月が昇れば』の紹介には「オープニングの“COME ON!”はプライマル・スクリームを彷彿とさせる南部的なロックンロール・ナンバー」なんて書いてある。

どれどれ、と思って聴いてみたら本当にそのまま“Country Girl”でちょっと笑った。あと『斉藤』の2曲目“Hello! Everybody!“もストーンズっぽいギターのリフでカッコええですな。そういえば「やさしくなりたい」のギターもちょっと“Layla”っぽいのよな。
そんなわけであれこれ聴いて、再生回数が急上昇中。
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それにしても最近中古CDばっかり買っとるな…