また「高低差」シリーズ(?)の新作が出た。
『ぶらり 大阪「高低差」地形さんぽ』って、今までのタイトルとどう違うんだったっけ?と思わず調べてしまった。うん、ちょっとだけ違うな。
- 作者:新之介
- 発売日: 2020/11/09
- メディア: 単行本
まあそういう理論的なバックグラウンドは置いといてもよろしかろう。それなしでも十分に楽しめる内容だ。
大きく大阪市中・北部、大阪市南部、泉州、河内、北摂というエリアに分かれているのだが、わりと馴染みのある場所が多く取り上げられている。
高槻は摂津峡が中心だが、個人的には高槻市北部の住宅街あたりのやたら凹凸があるあたりがどうも気になるので、その辺を解説してほしかったところだが、まあそれはまた別の機会に。
大阪市南部の、天王寺や四天王寺、空堀付近は自分でも2年ほど前にあの界隈をうろうろ歩き回っており、その時のルートとよく似たコースが紹介されているので、これがまた楽しい。
しかし、ここに書かれていることなど事前に知っていれば、さらに面白かっただろうに、と思うと、ちょっと惜しい。
あらためて行ってみなければなりませんな。