野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

今さらながらオアシスについていろいろと

例によって整骨院へ行き、帰りに心斎橋のブックオフを覗いてみた。
290円均一のコーナーが、3枚買うと500円になる、というのでASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ソルファ』

ソルファ

ソルファ

そしてオアシスの"Definitely Maybe"と"Be Here Now"を購入。
オアシス

オアシス

  • アーティスト:オアシス
  • 発売日: 1994/09/08
  • メディア: CD
Be Here Now

Be Here Now

  • アーティスト:Oasis
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: CD
いずれもApple Musicで聴けるものばかりだ。
なのにわざわざCDを買う(中古だけど)。いいじゃないか別に。ほっといてくれ。
アジカンは大して好きじゃない、といいつつも『ソルファ』をApple Musicで聞いているうちに耳が馴染んできて、それなりによく聴くようになっていた。CDを買うほどか、と問われるとそこは微妙だが、3枚500円のうちの1枚に入れるなら十分にアリ、だ。
そしてオアシスは、こちらも最近Apple Musicでよく聴いている。

これらのアルバムが出た当時、オアシスの全盛期には実を言うとわたくし、別に嫌いではないけど少しばかりバカにしていたのだ。妙にポップすぎる、とか思っていたのかな。なんでかよく覚えてないけど。今回改めて聴いてみると、"Stand By Me"とか"All Around The World"あたりのヒット曲なんかは結構メロディアスで、しかもそのメロディが妙に日本人受けしそう、下手するといくぶん演歌寄りなテイストさえ感じられて、そのあたりにちょっと抵抗感を覚えたのかもしれない。
いずれにせよ当時は、わざわざ自分でCDを買って聴きたいアルバムたち、というリストには入っていなかったと思う。
でも、今は解散してしまった「過去のバンド」になっており、そうするとちょっと見る目(聴く耳?)が変わってきたというのもあるだろうし、自身の好みが変わってきた(というかストライクゾーンが広がった)というのもあるのかもしれない。
ひょっとすると『ノルウェイの森』に出てくる永沢の「死後三十年を経ていない作家の本は信用しない」原則に近いものがあるのかもしれない。

永沢という男はくわしく知るようになればなるほど奇妙な男だった。僕は人生の過程で数多くの奇妙な人間と出会い、知り合い、すれちがってきたが、彼くらい奇妙な人間にはまだお目にかかったことはない。彼は僕なんかはるかに及ばないくらいの読書家だったが、死後三十年を経ていない作家の本は原則として手に取ろうとしなかった。そういう本しか俺は信用しない、と彼は言った。
現代文学を信用しないというわけじゃない。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い」

もちろんわたくしはそこまで過激な考えを持っているわけではないけど。
でも考えてみたら、オアシス解散からはまだ10年だけど、"Definitely Maybe"のリリースは1994年で、それからもう27年になるのか…

彼らのアルバムのアートワークもまた、テイストに統一感があって好みだ。あ、これはアジカンもそうだな。デザインそのものはオアシスの方が好きだけど。
ということで、Apple Musicでライブラリに追加していたこれらのアルバムをいったん削除し、あらためてCDからキャプチャし直したのだった。こうしてわたくしのMacのドライブのスペースは圧迫されていくわけだ。