野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

やっぱり最後はヨレヨレです

久しぶりに茨木の名店トラットリア・イル・ピスタッキオへ行くことになった。4名にて。
わたくしが堺から移動してくる可能性を考慮し、予約を取ってくれたDさんが開始時間を少し遅めの19:30に設定していたのだが、わたくし実は高槻におりまして。そんなわけでDさんに連絡を取って、18時半ぐらいから茨木駅前のハポロコで軽くゼロ次会ということになった。
しかしあくまで軽く、だ。ボリュームのえげつないことで知られているピスタッキオ、最近少し手加減している、という噂も耳にしているが、メインに肉と魚の両方、という最もボリュームのあるコースに挑むのであるから心してかからねばならない。
というわけで前菜の一発目はシラスのブルスケッタ

まずこれでノックアウトされた。美味い。というかこんなにシラスてんこ盛りにして大丈夫か。
次は一気に3皿出てきた。タコとポテト。

そしてアジ。

あと何やら貝をソテーしたようなやつがあったな。
さらに3皿。パネッレは以前も食べたことあるが絶品だ。

何だかわけのわからん草みたいなのも出てきたり。

これだけだと何じゃこりゃ?という感じなのだけど、こういう流れの中で出てくると、何と言うかこれが実に良い感じでハマるのでありますね。
さらにもう1皿あったはず(メニューによると「気まぐれ前菜7皿」となっている)なのだが、何だったか思い出せない。
ちなみにワインはここまでで泡と白1本ずつが空いている。
で次のワインはこれ。

そこにプリモピアット、イワシと野生種のフェンネルのパスタ。

いやあ、これはたまりまへんな。
セコンドピアットその1は天然鯛のマルサラ風味。

ちょっと汁なしアクアパッツァ、みたいな感じもする。この辺ですでに次のワインに移っている。これが赤なのだけど、意外と鯛でもいける。やはりマルサラ風味というのがポイントなのだろうか。
とどめのセコンドピアットその2が、肉のグリル盛り合わせ。

これでノックアウトである。参りました。
ドルチェはやっぱりカンノーロだぜ、なんて利いた風なことを言っていたが、ちょっとお腹の加減的に無理な感じだったので、ピスタチオのジェラートにした。

さすがにここで食後酒、などとワイルドなことは言わず、おとなしくエスプレッソなど飲んでおいた。

「最強は少し手加減している」なんて誰が言った?相変わらずのボリュームやんけ。
いやあ美味しゅうございました。