Facebookの投稿で、「国家の暴走」という本が店頭で入手できなくなっている、という話を読んだ。安倍政権を批判する内容であるため、官邸から出版社に圧力がかかったのだとか。また、著者の古賀茂明氏はテレビの「報道ステーション」にコメンテーターとして出演していたのだが、政権批判をしたため番組を降ろされたとか。どこまで本当なのかはよくわからないが、各種メディア周辺における最近の色々な出来事を見ていると、簡単には否定できない気がする。少なくとも、Amazonには在庫が無くなっている。
読めない、となるとどうしても読みたくなるのが人情ってもんで。そして、こういうときこそ電子書籍ですよ。いったいどんなヤバい本なんだ、と思って読んでみたわけだ。
- 作者: 古賀茂明
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: Kindle版
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あのお方が考えているのは、だいたいこんなところか。集団的自衛権の行使容認も、日本版NSCも、特定秘密保護法もみんな、そこに向けての足場固め、と説明されればなるほどなと納得し、かつぞっとする。
ナショナリズムを煽り、美しい祖国を守るために死んでこい、と若者たちに言うのはいつだって、自分は戦場に行くことの無い連中だ。ふざけるな。