野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

危ないところだった

 なんと、10年ぶりにLightning Blues Guitarをやってたんですな。何カ所かでツアーもやってたらしいし。偶然TVで見て、初めて知りました。なんかくやしい。オンエアのほんの数時間前に番組表を見て気づき、慌てて録画したような次第です。10年前とほぼ同じ豪華メンバーで、今回は土屋公平が加わってますね。チャボとやったら麗蘭が復活ですがな。でも麗蘭の曲はやってなかったなぁ。あと鮎○誠も出てましたが、まぁこれは見なかったことにしましょう。誰やあんなん呼んだんは。石やんは、10年前に今は亡き大村憲二とやった「Knockin' on Heaven's Door」を今回はChar師匠とやってました。これがなかなか泣かせます。今回のChar師匠、泣きのギターが炸裂しまくりでした。
見ててちょっと気になった事があります。中野重夫という知らんオッサン(いや、どっかで聞いた事があるような気もしてきたなぁ)が出てて、ジミヘンドリックスの「Fire」をやってたんですが、見ててなんか違和感があるなぁと思ったら、このヒトのギター、ペグが下を向いてるんです。どうも見たところ、右利きのくせに左利き用のギターを、弦を逆に張り替えて使ってるらしいのです。そう、ジミと逆のパターンです。ジミの場合、左利きだったんですが当時のギターは右利き用しか無かったので、仕方なく右利き用ギターに、弦を逆に張って使ってた。ところが弦を逆に張れば、どうしても張力のバランスが普通とは変わってくるので、微妙に音が変わり、ちょっと普通では出ないような音になる。これがジミヘンサウンドの秘密だ!ていうアレです。どこまで本当なのか知りませんが。というわけで、どうやらこのオッサンは大変なジミヘンフリークで、そこまでこだわって敢えてわざわざこういうジャマ臭いことをやってるんかいな、と色々と考えてしまいました。