野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

うむむ

 ずっと前からなんだか気になっていて、最近は映画にもなった「血と骨」を読みました。

血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)

血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)


実に衝撃的ですね。かなり長い話ですが、読み始めるとどんどん引き込まれ、ボリュームの割にはあっという間に読んでしまいました。一応フィクションですが実話をもとにしているそうで、これだけ圧倒的でかつ理不尽な暴力というのが、本当に存在し得るのか?主人公である金俊平の並外れて強靭な肉体と凶暴な性格、そして徹底した自己中心主義これらは一体どこから来たのか?色々と考えてしまいました。