ここ10日ほど、読書ネタを書いてないのには、訳がある。「悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)」を、もんのすごく長い時間をかけて読んでたから。まだ1巻しか読んでないけど。
- 作者: レヴィ=ストロース,Claude L´evi‐Strauss,川田順造
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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「悲しき熱帯」といえば、名著らしい。それはそうなのかもしれないけど、ちょっと難解すぎやしませんか。話はあっちこっちに飛ぶ(空間的にも、ブラジルからインド、ヨーロッパまで!)し、韜晦に満ちてると思うんだが。かなり集中して読まないと、ぜんぜん頭に入ってこない。
だいたいが、この本って紀行文みたいなもんだと思って読み始めたら、なんだかアマゾンとあんまり関係の無い話が延々と続き、あれ?と思っていたら1巻の最後の方でやっと先住民族のとある部族の話になってくる。だけどこのへんからちょっと面白くなってきたカモ。2巻は1巻に比べて1.5倍ほどのボリュームがあるようだから、心してかからないと。