野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

リーバイストラウスは遠い親戚らしいぜ

ここ10日ほど、読書ネタを書いてないのには、訳がある。「悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)」を、もんのすごく長い時間をかけて読んでたから。まだ1巻しか読んでないけど。

悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)

悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)


「悲しき熱帯」といえば、名著らしい。それはそうなのかもしれないけど、ちょっと難解すぎやしませんか。話はあっちこっちに飛ぶ(空間的にも、ブラジルからインド、ヨーロッパまで!)し、韜晦に満ちてると思うんだが。かなり集中して読まないと、ぜんぜん頭に入ってこない。
だいたいが、この本って紀行文みたいなもんだと思って読み始めたら、なんだかアマゾンとあんまり関係の無い話が延々と続き、あれ?と思っていたら1巻の最後の方でやっと先住民族のとある部族の話になってくる。だけどこのへんからちょっと面白くなってきたカモ。2巻は1巻に比べて1.5倍ほどのボリュームがあるようだから、心してかからないと。