高校では、社会科に世界史を選択していた。最も苦手な科目だった。次から次へと出てくる人名・地名・年代に辟易したものだった。
そんなことを思い出しながら「三国志 二の巻<参旗の星>」を読み終わった。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
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黄巾の乱って、そういや名前だけは覚えてるなあ。世界史だけじゃない、曹操とか袁紹なんていうのも、漢文の授業で出てきたような気がする。
二巻めに入ると、やっとのことでそれぞれのキャラクタが立ち上がってきて、なんとなく顔が見え始めた。まだ地名との関連づけがうまくいかないけど。付録の地図がいまいち見にくいのよな。誰の勢力がどのあたりにある、ていうのを一緒に表示してほしい。もちろんそれは時間とともに変わっていくのだけど、ある時期のスナップショットで良いから。その点、やっぱり「ローマ人の物語」シリーズは懇切丁寧だなあ、と思う。もっとも、ちょっと主旨が違うから、一緒にするべきではないのだろうけど。