え、まだあったん?と罰当たりなことを思いながらグイン・サーガシリーズ129巻、「運命の子」を読んだ。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
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いや実際さ、そこまで書きためてあったってこと?それとも誰かほかの人が?と不謹慎な妄想も膨らむのだが。
それはそれとして。
ここへ来て、なんだか物語はあるところに落ち着こうとしているように見える。いや実際には落ち着くなんてことはまずないのだけど、ひとつのマイルストーンというか。つまり、30年前に書かれた外伝「七人の魔導師」のあの世界に一旦は収束しようとしているように見えるのだがいかがか。
本当は100巻あたりのキリの良いところでここに持ってくるつもりだったのがキャラが暴走して制御できなくなっていたのか、それとも「このあたりがちょっと整理しておく潮時かな」という直観があったのか…
とりあえず、130巻は出るんだか出ないんだか。