ここ3週間ほどフロイトの大著に難渋しているために、このエントリでのネタが極端に少なくなってしまっている。そんな中で時々箸休め的に「黒いマナー」を読んでみた。
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
「冠婚葬祭入門」って40年前に700万部の大ベストセラーだったのね。いやもうホントにねえ、大人になると色々とメンドくさいことが多いよねえ。でもそういうのをキッチリこなせてこそ「大人」なんだろうなきっと。俺様はどうもあんまり自信が無いよ。
んで40年も経てば世間の事情も色々と変わるわけで、「冠婚葬祭入門」ではカバーしきれなかったような、困難なイシューというのも複雑に入り組んだ現代社会においては日常生活でもあれこれ出てくるわけで。それらにはいかに対処するべきか、というのを考えているこの本は、意外と実用的かつ実践的なのかもしれない。
この中では「悪口のマナー」が秀逸ですな。というか酒井さん、相当に悪口がお好きなんですなぁ。と人ごとのように書いてしまったが、よく考えてみたらこの俺様も、なんだかんだとけっこう悪口を書き散らかしてるもんな。ちょっと気を付けなあかんわな。