野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

麦頭でカールスバーグ

この連休で、やはり「1Q84」のBOOK 2までを読み終わってしまった。

1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)


青豆と天吾、ついに。と思ったらそう来るのか。そこでBOOK 2を終わるのは殺生でっせ。
まさに「深い森の中へ分け入るように」物語はどんどん進んで行く。色々な謎は深まるばかりだ。
昏睡状態の父親に、自分のそれまでの半生について語る天吾。そういえば「海辺のカフカ」では、「入り口の石」に対してホシノ青年も同じようなことをしていた。この、もの言わぬ相手に対してずっと語りかける、というのは、いかなる象徴的意味合いがあるのか。
BOOK 3は5月末発売予定。うう。