言い間違いやもの忘れ、あるいは何かの不注意による事故。そういった「しくじり行為」は偶発的に起こった事象のように見えるが、実はその人の無意識の願望を反映したものである、とフロイトは言った。
昨日、自転車で信号待ちをしているときにiPhoneを取り出し、時間を見てからまたズボンのポケットに戻そうとした。ところがどこかに引っかかってポケットには入らず地面に落下した。アスファルトの上に。やってしまった。前面ガラスの左下部分にひびが入っていた。
たまに画面いっぱいに白い模様の入ったiPhoneを使っている人を見かけて、あそこまでなっても操作できるものなのだなと妙なところで感心したものだが、まさか自分もやらかしてしまうとは。
幸いにしてひびが入ったのは一部分であり、液晶ディスプレイの部分は無事なので、操作にも表示にも影響は無いのだが… せっかくのiPhoneの美しいデザインが台無しだ。見るたびに憂鬱な気分になる。おそらくひびは少しづつ広がってくるだろうから、やはり修理したほうが良いだろう。
先週iPhone 5が発表されたばかりであるから、これで堂々と5が買えるな、とか、このタイミングで落下させるとは、さすがやることがあざといな、とか、友人は色々と暖かい言葉をかけてくれるわけだが、そーいうのと違いますから。フロイト先生がなんと言おうとも。そりゃ確かに、いま5に機種変更したらいったいいくらかかるんだろう、と調べてみたけども。
iPhoneの前面ガラス割れは、比較的よくある事故なので、対応できる業者は多い。しかしアップルの正規サービスプロバイダーと非正規の業者とでは、ずいぶんと値段が違うようだ。また非正規の業者もピンキリなようで。
一応、あんまり役に立たなそうなAppleCare Protection Planには入っている。これは2年間の保証なので、あと1年ほど保障期間が残っている。ここで非正規修理業者で修理して、メーカー保証が受けられなくなるのもなんとなく面白くない。少々高くとも、やはり正規サービスプロバイダーで修理すべきか。しかし「少々高い」って実際のところいったいどれだけ高いんだ？
近いところでは、梅田茶屋町の丸善に入っているクイックガレージが正規業者らしい。まずはここでどのくらいの費用および期間で修理が可能かを調べてみることにする。
極力auショップには近づかないよう注意が必要だ。
