ケント・ベックは、著書"eXtreme Programming Explained: Embrace Change"(邦訳は「XPエクストリーム・プログラミング入門―変化を受け入れる」)の中で、「ソフトウェアをリリースしたら、お客さんと一番良いシャンパンの栓を抜きなさい」てなことを書いている。誰かと一緒に食事をしたり飲んだり、ていうのは信頼関係を築く方法のひとつなわけですよ。「接待」っていうと、どうしてもちょっと胡散臭い感じがあるのだけど(旧大蔵省のせいだなきっと)、本来はそういうもんのはずなのよな。
で、接待を中心にした営業活動によって新規顧客を開拓することをミッションとした特殊部隊を作ってみました、というのが「営業零課接待班」という小説。
- 作者: 安藤祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 文庫
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ところでここ10年ぐらいか、コンプライアンスとかなんとか言って、事業所の構内ではアルコールを禁止している会社が多いけど、まことに愚昧なことだと思いますねあたしは。まったく、ガキじゃないんだから。
とまぁ、そんなことをいろいろと考えた一冊でございました。