野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

フロモックスの勝利

咳が出始めると止まらない、という症状に耐えきれず、医者にかかったのは先週の火曜日の話だ。3種類の薬を一週間分も処方され、その効果に疑問を持ちつつ、また副作用と思われる強烈な眠気に耐えつつもなんとか真面目に毎食後一日三回一週間分を飲み切った。率直に申し上げて、一週間の服用期間中には、明らかに「効いた」という感触を持つことはできなかった。その状態で海外出張に行くのにかなり不安を覚えていたので、いつもより大容量のヴィックスドロップとマスクを用意して行ったものだった。
ところが面白いことに、一週間分を飲み終わったころには不思議と喉の痛みも不快感も無くなっており、また咳も出なくなった。そういうふうに設計された処方なのだとしたら、まさに狙い通りということになる。大したものだ。環境が変わったことにより一時的に症状が緩和された(ちょっと考えにくいけど)だけであって、帰国したらまた症状がぶり返したなどというようなことにならないことを切に願うのである。