『「半沢直樹」で経済がわかる!』なんていう本を見かけて、またアホなことを考えよるなぁ、と思いながらも、ゆるキャラっぽい半沢(たぶん)が「倍返しだ‼︎」と叫んでいる表紙にひかれてなんとなく手にとる。ぱらぱらっと眺めてみると、意外と面白そう。
- 作者: 池井戸潤,櫻沢健
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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バブル以降の日本経済におけるいくつかの事件について、当時はあんまりよくわかっていなかったのだけど、ははぁそういうことでしたか、とか、やっぱり銀行員って大変なんですねぇあたしには到底無理ですよ、とか、まあなかなか面白い。
ちなみに、ちゃんと「バブル入社組」という項目もあり、「ロスジェネの逆襲」からの引用で
大した能力もないくせに、ただ売り手市場だというだけで大量採用された危機感なき社員たちが、中間管理職となって幅をきかせていたのだ。
バブル入社組である。
なんて書かれていると、もうホンマすんませんごめんなさい、と誰に対してか知らないけどとにかく平謝りだ。
とりあえず、「ロスジェネの逆襲」はとっとと文庫化していただきたいのでござる。