ジュンク堂で「思考のレシピ」なんて本を偶然見かけて、妙に気になってしかたがなかったのでそのまま買ってしまった。
- 作者: 羽入佐和子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、アリストテレスからプラトン、デカルト、ヘーゲル、キェルケゴール、ライプニッツ、その他もろもろ。について、彼らの問題意識、およびそれに対する取り組み、その方法論についてちょこっと解説している。
とてもていねいに、わかりやすく書いてくれているな、と思うのだけど、どうもうまいこと入ってこない。何というか、引っかかりがなさ過ぎてするする流れていくばかり。平易な言葉で書かれていて、それはとても結構なことだと思うのだけど、どうもあんまり相性が良くないようだ。
というわけで、コンセプト的には共感できるのだけど、この俺様の頭では扱いかねる、といったところか。まことに残念なことである。