野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

提灯屋だけに貼り手が得意

茨木に「花筏」という居酒屋がある。どういう流れか、その花筏にみんなで行きましょう、てな話になった。
なんだかんだで参加者は10名弱になり、では18時に現地集合、と。
花筏。ああ、春日商店街をずっと行ったところにある、あのおでん屋さんね。と言いながら現地へ行ったらアナタ、あのおでん屋さんは「花車」やないの!いや実は春日商店街へ向かう歩道橋の手前、線路沿いの道にしっかり「花筏」の看板が出ているのを見て、あれーここにも花筏が?などとボケたことを思っていたのですね。しっかりせんか俺様。
さて、花筏。そもそも「お食事処」なんて書いてるし店の作りなんかはいかにもショボそうな感じ。でもそれに騙されてはいけない。料理はけっこうしっかりしていて、少なくとも今回食べた範囲では、ハズレ無し。どこかに飲みに行って、もしメニューに「するめの天ぷら」があれば必ず注文するのだが、この店にも「するめイカの天ぷら」があったので注文した。そしたら、わたくしの予想していた(そして一般的な店で供される)ものと違って、ちゃんとしたイカの天ぷらが出てきた。ちょっとした野菜の天ぷらなんかと一緒に。そうか、だから「するめ」じゃなくて「するめイカ」の天ぷらなのだな。こいつあ参った。「ナンコツの唐揚げ」も、一切れがかなり大きめで、ナンコツ以外の部分を大量に含む、というかナンコツ部分まで含んだ鶏の唐揚げ、と言った方が適切なものだった。これまた美味なのですよ。
てな感じで、意外とレベル高い。そして安い。ひとつだけ残念なのは、牛タンを焼くための陶板を、そのまま指でつかんで火傷してしまったことだ。運ばれてきたときに「熱いですから気をつけてくださいね」と言われていたのを聞いてなかったからだ。しっかりせんか俺様。
判断力が極端に低下してたり、注意力散漫な日ってのはあるよね。