野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

セキュリティホールにチューイして!

月曜日にニュージャージーへ出張することになった。で、日曜日に出発だ。シアトル6:00発のニューアーク行きに乗って。午後6時ではなく、朝の6時だ。んなアホな、と思うが実際のところ、シアトルからニューアークまでは5時間かかる。そして時差は3時間。なので、朝6時の飛行機に乗っても、ニューアークに着くのは現地時間の午後2時半ごろ。そこからレンタカーで1時間弱走って…とかしてると、結局ラムジーのホテルに着くのは夕方になる。だから、日曜日だというのに朝3時に起き、4時には出発しなければいけない。もっとも、これが月曜日出発となると保安検査場がゲロ混みのため4時出発でも危ないらしいが。それではもう少し遅い便にしてはどうか、というと、次の便は12時過ぎで、ニューアークに着くのは午後11時前。そんなの日付が変わる前にホテルにチェックインできるかどうか、というところだ。同じ国内の出張なのに、なぜそんな無茶なことになるのだ、とどうも釈然としないが、まあそれだけアメリカというのはデカいのだな。

ちなみに、西海岸を夜遅くに出発し東海岸の早朝に着く、いわゆるレッドアイというのもあるが、まああれはやめておいた方が良い。10年ほど前に観光で行った時にホテル代をケチってLAからボストンまでのレッドアイに乗ったことがあるが、着いた時にはヨレヨレで使いものにならない。
さて朝4時に出発しシアトルタコマ空港には4時半ぐらいに着く。月曜日ほどではないらしいが、それでもけっこう保安検査場は長い列ができている。みなさまご案内の通り、9.11以降保安検査は厳しくなる一方だ。ペットボトルは持ち込めないわ靴はぬがされるわ、まったく難儀なことである。で金属探知機を通り抜けた後、係員のゴツいおっちゃんが、わたくしの股間を指差して何やら言っている。なんと、最近のセキュリティチェックではズボンのチャックまで開けさせるのか、と驚愕したが何のことはない、「あんたチャック開いてるで」と指摘されていたのだった。ああ恥ずかしい。