中村うさぎ?誰?とか思ってました。すみません。
なんか、いろいろと強烈な人なんですね。
もともと「男と女」というテーマで始まった対談が、うさぎさんが緊急入院で死にかけ、テーマが変わってしまって死について語ることになってしまった。で「死を笑う」と。
「まえがき」において佐藤氏は、「死について真面目に語った対談である」と書かれているが、なんだか人を食ったようなことばっかり言ってないか?それはそれで面白いのだけど、いつも読む文章およびあのコワモテなルックスとのギャップが大きすぎて、マサルちゃんどこまで本気なん?と戸惑いを隠せない。「何をおっしゃるうさぎさん」なんて、あんたどんな顔して言ってんだ?とかね。アベちゃんについての見解はいつも通りと言えるけど、けっこう強烈な皮肉をカマしていて、実は全体にそんなトーンで話をしているんじゃないかと疑ってしまうのだな。
佐藤優は対談本もいろいろ出ているが、相手によってここまでテイストが変わるのか、とちょっと驚いたのだった。