野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

明らかに偏向してますね

爆買いCDシリーズ、今回はジョニー・ウィンターの "Nothin' But The Blues" です。なんてな。

Nothing But the Blues

Nothing But the Blues

まあアレだ、タイトル通りで、まさに「ブルーズ以外の何ものでもない」という感じで。
すいぶん昔に、ブルースギターの弾き方、みたいな本に「おすすめブルーズアルバム」として紹介されていたのがこのジョニー・ウィンターのライブ盤 "Johnny Winter And Live" だった。ほうほう、と思って買って聴いてみたのだが、なんかもひとつピンと来ない、というか、ちーともブルーズじゃないよなこれ、はっきり言って。ロケンロールとしてはまあ確かにけっこうカッコええかもしれんが、俺様はブルーズが聴きたかったのだ。というなかなか残念なことになっていた。だからジョニー・ウィンターのイメージあんまり良くなかったのだ。誤解しててすまんかった。めっちゃブルーズじゃないかジョニー。というかなぜこちらを紹介しない?まったく誰だ、あんなエエかげんな本を書いたのは。あれ何ていう本だったかな… とかすかな記憶を頼りに探してみた。たぶんコレだわ。『初心者のためのブルース・ギターハンドブック』*1
初心者のためのブルースギターハンドブック

初心者のためのブルースギターハンドブック

たしか他に紹介されていたのは、SRVの"Couldn't Stand The Weather" とかゲイリームーアの"Still Got The Blues"とか、あと何だったかな、ブラックサバスとかヴァンヘイレンとか。今あらめてこうして見てみたら、SRVとゲイリームーアは良いとしても、他はあんたそれちょっとちゃうやんけ、と言いたくなるようなラインアップじゃないか… いや、当時も薄々感づいてはいたのだけど。たしか"Johnny Winter And Live"も、"Still Got The Blues"も、売り飛ばしてしまったと思う。"Couldn't Stand The Weather" だけは残っていて、今でも時々聴いているけども。
困った奴がおるもんやでほんまに。

*1:2017/1/9追記 この記事の曲に関する情報がほとんどガセであったことが判明したので訂正記事を書きました。 それじゃジョニー・ウィンターはいったいどこから? - 野生のペタシ (Le pédant sauvage)