野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

飲んだら飲むな

調子こいて飲んだくれて帰宅し、実はそこからの経緯をよく憶えていないのだけどもおそらくコーヒーを飲もうとしていたのだろう。しかしソファで気を失ってしまい、はっと気づくと、テーブル(年がら年中出しっぱなしのコタツ)の上がコーヒーの海に。えらいこっちゃ、と一所懸命テーブルの上を拭く。テーブルの下には落ちてないな、大丈夫っぽいなと思ったが残念ながらたっぷりこぼれていた。カーペットの模様だと思ったものはコーヒーの染みだった。これがまたコーヒーの染みとカーペットの模様の色がよく似ているのだ。
さらに、テーブルの上にあったMacBook Pro。こいつはまあ、ディスプレイを閉じた状態だし大丈夫… と持ち上げたらコーヒーがぽたぽたと。げげっと思って電源を入れようとするがうんともすんとも言いやしねえ。うわあやらかしちまったよ、と思ってとりあえず寝た。

翌朝あらためてMacBook Proの起動を試みるが、やはり完全に昇天してしまったようだ。
このMacはわたくしが2012年の12月、すなわち約7年前に購入 、さらに2016年にMacbookを購入した際に妻に譲渡した物件だ。最近とみに動作が鈍重になり、かなりストレスフルな状態であったようなので、まあ買い替え時と言えなくもない。というかそうでも思わんとやってられんじゃないか。
まあそんなわけでオンラインのアップルストアMacbook Airを注文した。ストレージは256GB、色はゴールドだ。自分用ならまず選ばない色だな。
でいつものように心斎橋の整骨院へ行ったついでに、アップルストアリアル店舗でブツをピックアップしてきた。いやしかしアップルストア久しぶりに行ったけど、まあえげつないほどの人出ですな。手の空いてそうな店員を見つけるのだけでひと苦労だ。ちなみに、最初に応対してくれた店員に「商品の受け取りに来ました」と告げWalletのQRコードを見せて、商品は何ですかというのでMacですと答えたところ「おめでとうございます」と言われた。「何もめでたいことあるかいボケが」と思ったが口には出さないだけの分別は備えているつもりだ。

逝ってしまったMacBook Proは下取り、というかリサイクルに出した。動作しないから当然だが、仮に動作していたとしてもまず下取り価格はゼロだろう。まあとにかく店頭で引き取ってもらうためにあのクソ重いMacBook Proの遺体を持って行ったわけだが、対応してくれていたお姉ちゃん(最初の店員とは別)が、下取りやリサイクルは所定の住所に後日梱包用の箱を送るので、それにブツを入れて郵送するシステムになっている、店頭では受け取れない、などと言い出した。何ですと、この新品Macbook Airに加えてMacBook Proの遺体まで持ち帰らねばならんのか、と血の気が引いたが、あらためて確認してもらったところ下取りの場合は前記の通りだがリサイクルの場合は店頭での引き取りも可、とのことでひと安心。おねーちゃん頼むでしかし。