4連休だけど特にこれといって予定などあるわけでなし。
そんな時はちょっとトレランなど行くのも良いかもしれない。しかしこの辺りで問題なのは、いわゆるトレイルと言えるところまで辿り着くまでにけっこう距離があり、5kmとか下手すると10kmぐらいは走らねばならず、その時点でもうトレイルを走れるだけの体力が残っていない、ということだ。
ならば、トレイルのできるだけ近くまで電車やバスで行けば良いのではないか？
そう気付いたので、今回はJRで島本まで行き、そこからポンポン山を目指すことにした。
今回は一人だから、それくらいのズルをしても誰も文句言わんだろ。
島本駅の北口からスタートし、まずは若山神社へ。
駅から若山神社までは1km強といったところか。いやしかし、この坂道そんなにキツくはないはずだけど、意外としんどいぞ…
と早くも泣きを入れつつ若山神社に着いたら、いきなりえげつない石段。
こんなもん走れるかボケ！とキレつつ、歩いて上がる。
神社の裏手からトレイルが始まるはずだが、いきなり入り口を間違い、危うく遭難しかけたがすぐに引き返して事なきを得た。
いやしかし、なかなか前途多難であるなあ。
トレイルはなかなか良い感じだ。
しかしこれも数百mほどで、尺代の手前で舗装路に出る。
尺代の集落を抜けて、北に向かうルートにするか、手前で左折し水無瀬川に沿って西に進んで近畿自然歩道を通るか。
水無瀬川に沿って行こう、としばらく進むと、通行止めになっていた。
土砂崩れって…
仕方がないので数百mほど引き返して、結局尺代を抜けて北に向かうルートを取る。
しかしこれがまた、延々と上りが続く舗装路で、どうにも辛い。
実は後で調べたところ、途中でトレイルに入るポイントがあったはずなのだが、どうもそいつを見落としていたようだ。
舗装路を数kmほど走ったあたりでトレイルの入り口発見。
この辺りのトレイルは竹林が多いなあ。
やはり山の中を走るのは気持ち良い。
しかしこのトレイルも、せいぜい1kmぐらいといったところか。すぐに舗装路に出てしまう。
そして、柳谷観音のあたりで、少し現在地が怪しくなる。
こっち方面かな？と適当に見当をつけてしばらく走るうち、下り坂になってきた。
1kmほども走ってから、さすがにこれはちょっとおかしいぞと思い、ちゃんと地図を見ると、やはり道を間違っている。
さっき下りてきた道を、間違えたと思われるポイントまで引き返す。
ここだ。ここを入らねばならなかったのだ。
柳谷観音の西側を上がり、ゴルフ場（ベニーカントリー倶楽部）の南側を通って大沢へ。
ポンポン山へ行くなら、ここからさらに北へ向かわなければならない。
しかし、そろそろ気力と体力が限界に近づいているし、時間もあまり余裕がない。
というわけでポンポン山行きは断念し、ここから府道79号線の舗装路をだらだらと下っていくことにした。
そして、川久保からプチ山越えをして、本山寺から神峯山寺へ降りるルートへ。
おなじみの神峯山寺を経由。
へろへろになりつつ、上の口のバス停に到着。もうこの辺で堪忍しとくんなはれ…
神峯山寺に近い原立石ではなく、ひとつ先の上の口のバス停まで行くのがコツだ。それだけでバスの本数が格段に増える。
ちょうど止まっていた高槻駅行きのバスに乗ったら、数分後に出た。
若山神社のトレイルを抜けたところでRunkeeperを一時停止していたのを、再開し忘れたまま数km走ったという痛恨のミス。
だから、2km地点と3km地点の間がブツ切れてしまっているのだ。あーあ。
ちなみに今回は、事前の調査にYAMAPを使っていたのだが、やはりトレイルを走るならそれ用の地図が要るな、ということで走行中にYAMAPアプリも併用した。
オンにしたのは尺代で通行止めから引き返してきたあたりからだが、それにしても、YAMAPアプリまで使っているというのにこんな体たらくだ。どうもわたくしはトレランには向いてないのではないか。
失意に打ちひしがれながら高槻の天神の湯で風呂に入り、南茨木へ。
本日の本当のゴールは、特別イベントとして立ち飲みをやっている三文字だ。
昼の部が15時までなので、14時ぐらいまでには着いておきたい。時間切れでポンポン山まで行けなかったのには、そういう事情もある。
まあとにかくそんなわけで、とりあえずおでんにビール。ぷしゅー。たまりまへんな。
赤蜻蛉、若波なども飲み、串揚げおまかせ3種、そして穴子寿司の串揚げが絶品。
ま、終わり良ければすべて良し、てことですよ。
