野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

そもそも寒い時は不利だよな

勤務先で毎年5月に行われている定期健康診断が、コロナ騒ぎのせいで今年は無くなってしまった。
と思っていたら、やる、という。年末の滑り込みかよ。まあ、年に一回はやれ、と労働安全衛生法第44条で決まっているらしいからな。
問題はアレだ、血圧。
以前は「生活注意」ぐらいだったのが「要経過観察」になり、2年前ついに「要精密検査」をくらい、昨年などは相当に派手な高血圧スコアを叩き出してしまったものだ。それでも一応は近所の病院で精密検査を受け、いわゆる「白衣高血圧」という所見を得て無罪放免となったわけだが、さて今年はどうなるか。
最近急に冷え込んできて、家で測る血圧もやや高めだから、ちょっと心配だなーと思いつつ血圧測定に臨む。
測定の前に、問診票の記載に関するちょっとした質疑応答というか内容確認が行われる。これがいかんのだ。
わたくしは「既往症なし」としていたのだが、過去に二度高血圧の嫌疑をかけられたことをもって、既往症として高血圧症にチェックを入れられてしまった。これに動揺した時点でほぼ負けは確定していたようなものだろう。1回目の測定で、また新記録を更新してしまった。
190mmHgなんて、そんな血圧あるの?
測定していたおばちゃんもドン引き。
こうなるともうダメだ。深呼吸をしようが瞑想をしようが、そんなもんはいわゆる焼け石に水、というやつで。
2回目は180ちょいだったかな。
はい、これで立派なハイリスク組です。昨年は「準ハイリスク」だったから、1ランクアップだ。
ここでどれだけ言い訳をしても仕方がない。追って健康管理室からの沙汰を待つしかないわけだ。

またiPhone「ヘルスケア」アプリに記録している血圧データを血圧手帳に転記して、病院へ言ってあれこれと言い訳をしなければならないのだ。仮に前回と同じ病院へ行ったとしても、前回と同じ判決が下るとは限らない。ことによると降圧剤処方の終身刑という可能性もある。などと考えると気が滅入って仕方がない。
こんな時はイカの塩辛なんかで一杯やるしかないわな…