南茨木にあった老舗のイタリアンレストランが今年に入ってから閉店した。
コロナの影響か、オーナーの高齢化によるものか、あるいはその両方なのかもしれないが、あれまあどうしたことでしょう、と思っていた。とは言えわたくし実は一度も行ったことがなかったのだけど。
あの跡地はどうなるのだろう、と思っていると、6月に別のイタリアンの店がオープンした。
なんでも、大阪市内に数軒の店舗があるグループの新店であるらしい。
オープンしてすぐぐらいに、朝の散歩時に前を通ってみたりしていた。
なかなか良さげな店だ。
が、やれ緊急事態だ蔓延防止だと言っている状況ではなかなか行けない。
せいぜいテイクアウトをするぐらいだ。
で、まだまだ油断できる状態ではないというのは承知しているが、ぼちぼち飲食店で酒が提供され始めたわけだし、ちょっくら行ってみてもええよね、ということでコースを予約してみた。
前菜10種盛り。いやもう、全体に酒のアテですわ。
とりあえずスプマンテ。そしてグラスで白を注文。
次にスープ。写真ないけど。カボチャのポタージュだったかな?
そしてパスタ。このボッタルガが凶悪じゃございませんか。
しかしここでひとつ問題が。実はそれまで飲んでいた白の次に、赤のグラスを注文してしまっていた。
なかなか好きな感じの赤だ。そしてパスタもたまらん美味さ。
しかしこのワインとパスタが、ちーとも合わない。
こいつは参ったぜ、失敗したな、などと嘆いていたら、マネージャー兼ソムリエが気を利かせて、このパスタに合う白をグラスに半分ずつ入れて出してくれた。ナイスなフォローだ。素晴らしい。
メインには黒毛和牛のビステッカ。マルシンですってよ奥様!
いや、たまらんですよこれは。温存していた(?)赤が満を持して登場ですわな。
良い店でした、ターヴォラ・カルダ・スペッロ。また行かねばですね。