個人的に、空前の菊地雅章ブームが来ている。
というのはさすがに言い過ぎだが、それでも『CONCERTO』は結構よく聴いている。さらに他のアルバムも気になるので、Apple Musicでつまみ食いしていたりする。
で、『CONCERTO』に近いテイストのソロピアノを聴きたいのだが、Apple Musicでは聴けない、すでに廃盤となったアルバムもあったりする。
たとえば『AFTER HOURS』とか。
『CONCERTO』ほどではないのだけど、それでもずいぶん音数が少なく、ゆっくりと演奏されるピアノは美しいが、やはり相応の集中力を求められる。でもこっちの方がいくぶん聴きやすい感じはある。スタンダード曲がメイン、ということもあるのかもしれない。どことなくキース・ジャレットを連想してしまうフレーズが散見されるように思うのだけど気のせいか。
このジャケットのミニマルなアートワークも、ちょっとECMっぽくて良いな。
このアルバムは、家でじっくり聴くのがよござんす。
