野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

無題、Five、あるいはNurse album

オアシスの再結成で、その界隈が何かとにぎわっている昨今であるが、わたくしはといえば改めてブラーなど聴いている。
で、"Blur"の中古CDをブックオフで購入。

Blur

Blur

  • アーティスト:Blur
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わたくしの場合、オアシス同様にブラーも、リアルタイムでは積極的には聴いてこなかったのだが、こうやって聴いてみればブラーもかなり良い。こういうダークでノイジーな感じになったのはこのアルバムかららしいけども。それより前の「ブリットポップ」路線は、ちょっと微妙かな。そういえばストーン・ローゼスも近いテイストがあるな。
もし40年前にこの"Blur"とオアシスの"Be Here Now"を聴いていたら、どっちが好みだったかというと、"Blur"だったんじゃないかという気がする。もちろん当時はどちらもまだリリースされてない。1984年(!)といえばプリンス&ザ・レボリューションの"Purple Rain"がリリースされた年だ。

そのころわたくしといえば、デヴィッド・シルヴァイアンの初ソロ"Brilliant Trees"をひたすら聴き倒していたものだ。そして数年後、大学に入ってからアート・オブ・ノイズの"Who's Afraid Of"とかフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの"Welcome To The Pleasuredome"とかコクトー・ツインズの"Treasure"とかハロルド・バッド&ブライアン・イーノの"The Pearl"とかシャーデーの"Diamond Life"なんてあたりを入手してよく聴いていた。
うむ、こうしてみると、昔から辛気臭い音楽ばかり好んで聴いていたのだということがよくわかる。やれやれ。