つい先日、iOS7の不具合が原因でテロリストに殺害されてしまう懸念について述べた。
その後、ふと思った。ロック解除した途端に端末がリセットするなどという理不尽な不具合は、わたくしのところでのみ発生しているのだろうか。そこでGoogleの検索ボックスに「iOS」と入れてみると、かなり上位に「iOS7 不具合」なるサジェストが出てきた。うむ、やはり。すでに数回のマイナーアップデートを経たiOS 7.0.4においてさえ、未だ数多くの重篤な不具合が残存している、というもっぱらの評判である。「これほどバグの多いiOSは今までなかった」とまで言われる始末。わたくしの知らない不具合が多数報告されている。
http://www.teach-me.biz/iphone/news/ios7/131202.html
その中でも、わたくしが悩まされた「ロック解除後のリセット」というのは、比較的メジャーな不具合であるらしい。
http://blog.livedoor.jp/sumahoreview/archives/35311344.html
しかしこの問題には回避策があるという。すなわち、「視差効果を減らす」のオプションをオフにするのだ。ほんまかいなと思いながらやってみたら、驚いたことに本当にまったく発生しなくなった。今までは一日に数回ペースで発生していたというのに。なんでそんなものが関係するのか、まったく理解に苦しむ。まあ最初のリリースで思いのほか視差効果の評判が悪く、あわててマイナーアップデートで実装したオプションだから、何らかの不具合があっても不思議ではないわけだが。それにしても再起動なんて凶悪過ぎるだろう。
不具合が発生しなくなったのは結構だが、この視差効果というやつを有効にしていると、今度は消費電力が増えるという問題がある。つまりバッテリーの持ち時間が短くなるということだ。iPhoneのロックを解除した途端に再起動、ということは起こりにくくなるかわりに、そもそもロック解除しようと思っても電池切れを起こしてしまっている可能性が増えるということだ。これではロック解除すらできなくなってしまうわけで、やはりイラチのテロリストに射殺されるんじゃないかと心配でしかたない。とっとと対応してほしいもんである。
