マサルちゃん帝国を語る

「動乱のインテリジェンス」に続く佐藤優・手嶋龍一の対談「知の武装」が書店に並んでいる。そりゃやっぱり読まないわけにはいかないんである。そして、時事ネタも結構あつかっているこの手の本は、鮮度が落ちないうちに読んだ方が良い。

知の武装: 救国のインテリジェンス (新潮新書 551)

これからは「新・帝国主義」の時代である。「帝国」でなければ生き残れない。そして、「帝国」を維持するために必須となるのがインテリジェンスというわけだ。
まったくもう、相変わらずこの人たちは…
同じ新聞記事を読み、報道写真を見ても、そこから読み取る情報がまったく違う。ホンマでっかそれ、と言いたくなること多数だが、いやもう実にスリリングですな。特にラスプーチン佐藤の論じるプーチン大統領の人物像は、まことに興味深い。
手嶋さんが書いたという「ウルトラ・ダラー」なる小説も、いずれ読んでみなければなりませんな。