野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

なんで俺もやねん

ザ・ファブル』の原作は、ネットで無料で読める範囲までしか知らないのだが、なかなか面白い。
なんと映画にもなっていたのか、ということで『ザ・ファブル』と続編の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』をWOWOWの録画で観た。

ファブルこと佐藤明(ってそれも偽名だけど)役が岡田准一、と聞いて、いやそれはちょっと、と思ったのだが、実際観たら結構ハマり役じゃないかこれ、と感心した。
無表情でまったく空気を読まない感じ。そして、"笑いの中学一年生"ジャッカル冨岡のクソつまらんギャグだけに反応して死ぬほど笑い転げ、極度の猫舌で、少しでも熱いものを口にしては異常なまでのリアクションを取る、というあたりが実にもう何とも、これは岡田くんでなくてはできないんではないかと思ってしまう。
あとは向井理くんのチンピラっぷりもすごいな。
というわけで、かなり面白かった。原作もちゃんと読みたいけど、また紙の本(漫画)が増えるのも難儀な話で、ちょっとばかし悩むところだ。

東急ハンズはあるけども

昨日車で出かけた帰り道に、江坂の辺りを通過した。
江坂にはむかし職場があったし、3年ほど住んでいたことがある。懐かしく思いつつ、でも車なのであまりゆっくり見られない。
で、今日は改めてチャリで行ってみた。
吹田から阪急豊津あたりまでの道、江坂駅前、以前住んでいた名神の北側あたり、そこから服部緑地までの道、そして小曽根あたり。
大まかな造りは同じだが、江坂の駅前あたりは様変わりしている。以前の職場の辺りは、こんな感じだったなと思いつつも細かいところはあまり思い出せない。住んでいたあたりも同じ。ちなみに当時住んでいたアパートはもう無くなって、戸建ての家になっていた。
うーむ。3年間住んでいても、意外と行動範囲狭かったのかなあ。などと思いつつうろうろ。
それから何となく服部天神の方まで行き、空港をぐるっと回り、阪大あたりからR171を通って帰ってきた。これで41km。

帰って昼メシ食べて昼寝して、昨日買ってきた材木を棚板としてラックに収まるように長さを調整した。そしてCDを整理し、やっと周辺がスッキリした。

どこが?と思われるかもしれないが、ビフォーの写真と比べれば一目瞭然だ。

自転車の圧迫感があるのは相変わらずだけども。これはいかんともしがたいですなあ。

すべて猛暑のせい

朝食前に走って、なんとか6km。

すでに暑い。たまりまへんな。

あまりに暑いので、夕方からの散髪は車で行き、ついでに、ちょっと早めに出てあちこち買い物に行くことにした。
まずコーナンへ。
本やCD、さらに諸々の不用品を処分して少しばかりスペースができてきた。そしてCDの総量も少し減らせそうだ。
壁際のラックに一部に550mm四方のスペースがあり、今までCDを入れた箱を突っ込んでいたのだが、そのスペースに仕切りを入れ、箱から出したCDをそこに並べたい。
仕切り用の棚を作るというと大層だが、仕切り板と、それを両端で支える柱になる板があればよろしかろう。
ということでコーナンで木材を買い、ついでに加工(と言っても切るだけだ)もしてもらうことにした。
550mm四方のスペースなので、CDならば3段になるだろう。
ということは550mmの長さの棚板が2枚、そして140mmの支柱が3組で6枚。
ところが、適当な厚みと幅(と価格)の板の寸法が900x9x120となっている。
1枚から棚板2枚は取れない。棚板1枚と支柱2枚は取れる。とすると、支柱6枚のうち2枚のためだけにもう1枚の木材が要るということだ。うーむ難儀なことだが致し方なかろう、と木材を3枚購入し、加工サービスを申し込んで木材を切ってもらっている最中に気付いた。支柱は2組・4本で足りる。つまり3枚目の木材は完全に不要である、と。

まあこういうこともあるわな。

次にグランマルシェへ行き、ビールを箱で買った。そのビールを車に積み込みながら、ビール券を持ってきていたのに使うのを忘れていたことに気付いた。

うむ、今日はちょっと調子悪い。

帰宅後に棚板をラックにはめてみたら、ちょっと長かった。まあこれくらいは想定内だ。明日にでも端の方をサンドペーパーで削ってみよう。

正体はリコマース

Amazonに売り飛ばした段ボール3箱分の書籍は、4,990円のAmazonギフト券になった。
結構いったな、と思う一方で、たったそれだけかよ、という気がしなくもない。まあそんなもんなのだろう。
次はCDとレコードだ。CDはすでに選別して段ボール箱に入れてある。あとは買取の申し込みをして佐川急便の予約をするだけだ。本人確認の手続きはしたので、次回からはもう少し簡単になるのだろう(たぶん)。

本物のウォークマンでっせ

自転車を部屋で保管するようになって、いよいよ窮屈になってきた。

もう少し色々と処分しなければならない。
家にある本のうち本棚に入るのはごく一部で、残りは小綺麗な箱に入れて積み上げてある。まずはこいつを減らすことにした。
あれこれ考え出すとキリがないので、処分対象となるものをわしわしと選び、段ボール箱に詰めていったら3箱ほどになった。
こいつはAmazonに売る。
CDも、事情は本と似たようなものだ。あれこれ整理して、箱2つ分ほど減らした。これは後日、アナログと一緒に処分する。
そして諸々のガラクタ、デジカメとかカセットプレイヤーとかオーディオキャプチャーとかケーブル、そして使っていないバッグ類。こういうった諸々をまとめてハードオフとオフハウスに持っていった。
全部で2,800円になった。
デジカメは300円、ウォークマンは200円、オーディオキャプチャーは500円、新品のカセットテープ(!)は2個で30円、など。
このあたりの値付けは、なかなか味わい深い。
とりあえず、積み上げた箱が減って、少しすっきりした。
次はそろそろ本気でレコードの処分だな。

まずはホテルから

WOWOWで『マスカレード・ホテル』と『マスカレード・ナイト』をやっていたので立て続けに観た。
ナイトは初めてだが、ホテルは以前にも観たことがある。しかし内容はほとんど覚えてなかった(よくある事だ)。
で改めて今回観て、けっこう面白いなと思いつつも、話がもひとつよくわからない。
いや、話の流れはわかるのだけど、事件の内容がなんだかよくわからない。
ここらでひとつ原作でも読んでみるか、ということで、ブックオフで調達してきた。人気作品だから簡単に手に入る。

東野圭吾作品を自分で買ったのは初めてだ(古本だけど)。
人気作家だから、いろんな人が「面白いから読んでみろ」と貸してくれるので、自分で買わなくてもすでに3〜4冊ほど読んでいる。
読んだら確かに面白いな、と思う。だけどどういうわけか、わざわざ自分で買って読もう、という気にならない。
別に東野圭吾に何か含むところがあるわけではないのだけど。
映画の原作を、映画の後に読む時の難点というのは、読む時に思い浮かべるビジュアルが、映画のそれに引っ張られてしまうことだ。
当然この原作も、木村拓哉長澤まさみだ。
まあそれが悪いわけではないのだけど…
一方で、観た後に読むと、ストーリーが頭に入って来やすい、というメリットもある。その点は助かった。
で、この話を読みつつ「本来追っかけてる事件と関係ない話ばっかりやんけ」と最初は思った。というか実際その通りなのだが、関係ない話はすべて、事件の謎解きのヒントになっているのだな。なるほどよくできている。
そして、映画はこの原作にかなり忠実に作られている。かなり珍しいケースじゃなかろうか。

次に読むのは『マスカレード・イブ』だ。
さっさと読んで『マスカレード・ナイト』まで行かないと、映画の内容を忘れてしまいそうだ。

円明なんぞ知ったことかよ

昨日の夜に、ふと思いつきでサッポロ一番を使ったラーメンサラダを作ってみた。
冷蔵庫にあった焼豚はちょっと古くて、火を通さずに食べるのは少し躊躇われたので、ゴマ油で軽く炒めてみた。あとは白ネギ、レタス、トマト、キュウリ。冷やし中華のように見えなくもないが、レタスが入っているからサラダだろう。知らんけど。

なかなか美味かった。あれこれ頑張ってタレなど作るより、市販の胡麻ドレッシングをかければ良いのだ。完成度高いわな。
それだけでやめとけば良いのに、他にも細々と食べたら、今朝の体重は昨日よりも0.6kg増えていた。困ったもんだ。

というわけで、ちょいと運動しよう。
チャリで車作林道まで行ってみた。

トレランの時は府道から武士自然歩道を経由して林道に入っている。今日は府道から直接に入ってみたら、入り口のところが結構な坂になっており難儀した。こんなもんチャリで走れるかボケ。
林道から府道に戻り、車作のトンネルを抜けたら新谷酒店の自販機でアクエリアススパークリングを買って少し休憩。初めて飲んだなこれ。

大門寺のトンネル手前あたりから安威川ダムが見える。

あとはずっと下りだから楽勝だぜ。
と思っていたのだけど。

トンネルを抜けたあと、安威川を横切る桑原大橋は地上数十mと推定されるずいぶん高いところを走っている。下は見ない方が良い。
で、この橋を茨木市街に向かって(つまり下り方向)走る場合、歩道は右側にしかない。
自転車は左側の車道を走る。という原則に従って走ると、下りで結構なスピードを出しながら、左手は見晴らしが良くて遥か下方に安威川が見える、そしてすぐ右側を時折ダンプが追い越して行く、という状況になる。これが途轍もなく恐ろしい。
これが例えば長柄橋で淀川を渡る、というのであれば、同じように横を車が走っていたとしても、ここまで恐ろしくはないはずだ。
畳のへりを、外れないように歩く、などというのは誰でも簡単にできる(行儀悪いけど)。しかしこのへりが同じ幅でも2mの高さになれば、それを渡るのはちと無理がある。それでもその幅が1mまで広がれば楽勝だ。ところが、その1mの幅でも、姫路城の天守閣から増位山の頂上までの4kmの長さに手すりなしの橋をかけたらどうかというと、そんなもの恐ろしくてとても渡れない。
これは、修行が足りないために「円明」すなわち信念に欠け、臆病心が生まれるために1m幅の橋が渡れないのだ。
というような事を宮本武蔵が言ったのだとか。なるほどね。
あたしゃサムライじゃないんだからそんなの無理ですよ。
次回から桑原大橋を降りる時は必ず右側を走ること。武士道の神髄からは遠いかもしれんが、君子危うきに近寄らず、とも言いますからね。
そんな感じで37km。

結構ぐったりですわ。