今年になって最初に読んだ本は、「グイン・サーガ」シリーズの第98巻「蜃気楼の旅人」でした。
蜃気楼の旅人―グイン・サーガ 98 (ハヤカワ文庫 JA (773))
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/12
- メディア: 文庫
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このもうすぐ100巻を超えようというシリーズ、最初に読んだのは中学生のときでした。同級生の友人に、強烈に薦められて読み始めたのがきっかけです。それで、その友人が貸してくれた10巻ぐらいまで一気に読んだわけです。当時出ていたのが、そのあたりまでだったと思います。そのあと大学に入ってから、なんとなく読むのをやめてしまいました。
それからもう20年ちかく経つわけですが、昨年あるとき書店の店頭でグインサーガシリーズを見かけ、もう90巻を超えているのを知りました。読み始めた当時、目標100巻というのを「そんなアホな」と思っていたのがいよいよ実現しそうになっているのに驚くとともに、なんだか懐かしくなって(オッサンになったんですな)、また1巻から順番に読み始めました。20年以上かけられて積み上げられてきた成果を、一気に読み倒してしまうというのは、これはまたなかなかの贅沢だと思います。まぁ一気に、とはいっても1年ちかくかかったわけですが。このシリーズについては、当然ながら毀誉褒貶いろいろありますが、やっぱり面白いですよ。99巻が出るのを楽しみに待ってます。