野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

だから洋モノは苦手

 実はつい先ほど「ガリア戦記 (岩波文庫)」を読み終わったところです。

ガリア戦記 (岩波文庫)

ガリア戦記 (岩波文庫)


かれこれ2週間ほどかかりましたなあ。カエサル自身の手によって記され、「カエサルは」と三人称で語られる、あの本です。すでに「ローマ人の物語」を読んでいるので、それなりに解りますが、あまりにも多くの人名・地名・部族名がカタカナで出てくるには往生しました。語り口は簡潔にしてクールなので、本当は読みやすいはずなんですけどね。その辺りが問題にならないのなら、先にこの「ガリア戦記」を読んでから「ローマ人」をインサイドストーリー的に読むのが一番面白いんでしょうな。