野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

もうこれっきりですか

いやあ栗東は寒いですな。
レイワークスの「いわゆるひとつの発表会」、「ダンス de ぽん!」を観に行ってきたのだ。なんだかふざけたタイトルだが、内容はもっとふざけてるぞ。
いや、前半はちゃんとマジメに「発表会」してます。問題(?)は第二部「昭和歌謡ダンスショウ」で、いきなり「UFO」の振付指導のコーナーから始まった。いやあホントに楽しいショウだ。お題のとおり、ある年代以上の人々にとっては懐かしい曲が次から次へと畳み掛けてくる。歌だけじゃない、「お呼びでない」も「ガチョーン」も「口裂け女」もちりばめつつ。あれやってた小学生ぐらいの子たちは、何のこっちゃ分からんだろうな。おっちゃんらは面白かったけどね。
真面目にやってる第一部「Dance Confusion」もよろしおまっせ。しかしアレですな、本人が踊ってなくても、振付するひとの個性みたいなのって、踊りに出てくるんだな。レイさんが振付けたのを観てると、ああ確かに何となくレイさんっぽいわと思ったりする。一発目のは何だか武富士みたいやなと思いつつ、そして後半は、あ、「スリラー」やと思いつつ、でもやっぱりレイさんこんなんしはるわ、と。
実は最初、プログラムの見方を間違えてて、何だかプリンスみたいな曲で踊ってるのがあって、おっ、カッコエエやんけ、ちょっとイメージ違うけどレイさんこんなんもアリなんか、などと思っていたら実はやっぱり他の人の振付だった。おまけに曲は、「プリンスみたい」じゃなくて正真正銘プリンス殿下の曲でした。Musicologyですな。なんとなくヴォーカルの変態さ加減がちょっといつもより抑えめのように感じたので、パチモンかと思ってしまった。ごめんよ殿下。
そういや「YoSaKoi」というのもあって、要はよさこい節なのだけど、それを観ながら頭の中で「ソイヤ、ソイヤ、ソイヤ、ソイヤ」とやっていた。前略、道の上から。あと長襦袢みたいなのを着て踊ってるのもあって、それはまあちゃんと見れば、そういう長襦袢のようなものだと分かるのだけど、ぼーっとしているとプロレスラーのガウンのように見えてしまい、「イノキ、ボンバイエ」とか。
なんだかバチ当たりな感想ばっかり書いてるけど、面白かったのよ、マジで。