実をいうと今年は、せめて月に一冊ぐらいはソフトウェアエンジニアらしい本を読もうかとこっそり思っている。そんなわけで今月はコレ、「パーソナルソフトウェアプロセス入門」。
- 作者: ワッツハンフリー,Watts S. Humphrey,PSPネットワーク
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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いわゆるPSPってやつですわ。そのスジでは誰でも知っているCMMの、個人版みたいなもんと思えば良いだろうか。書いてることはなるほどごもっとも。だけど職場の連中に、これを実践しようといったら嫌がりそうだなあ。というか嫌がりそうな連中の顔が数名、目に浮かぶなあ。
日々の自分の作業をログをとれ。何にどれだけの時間を費やしたか記録せよ。その記録をもとに、次の作業の計画を立てろ。プログラムを書くときは、作り込んだ欠陥を数えて記録せよ。コンパイルの前にソースコードをチェックしろ。その結果をカテゴリに分類せよ。もっとも多いカテゴリの欠陥について内容を分析し、次回以降に使うためのチェックリストを作れ。
こういうのを地道にやれば効果はデカいだろうな。こんなのを大学でやってた連中も世の中にはおるんだよな。うーん、勝負にならんな。