野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あさめしのもんだい

海外出張に行くと、ホテルの予約などはたいてい現地法人にお願いするのだけど、そうすると個人でいったらまず泊まることはなさそうな高級なところを予約してくれることが多い。宿泊費は実費を精算するので会社の金でそんなホテルに泊まれるのはありがたいことだが、問題はそういうホテルの朝食というのはたいていが法外な価格が設定されているということだ。アメリカだとだいたい20〜30ドルぐらいはすると思う。多くの場合はビュッフェ形式だから、しっかり食べてモトを取ればいいじゃないか、とかそういう問題では無いだろう。たとえばホテルの近所にスーパーマーケットとかちょっとしたカフェとかパン屋とかそういうものがあれば、そこでサンドイッチとコーヒーなんかを買うようにしている。
今回泊まったホテルには、ホテルの中にちょっとした売店みたいなものがあるので、そこでパンとコーヒーを買える。パンの大きさもアメリカの割には常識的で、なかなか良い感じである。だからおとなしくパンを買えば良いのだけど、売店の中には割と色々な食品が売られていて、なんとカップヌードルなんかもあったりする。おおなかなかこれは良いではないですか、ということでカップヌードル(ビーフ味)を買った。で、部屋に戻ってから、実は部屋にお湯を沸かす設備が無いことに気づいた。日本のビジネスホテルなんかとは違うんだって。カップヌードル、2ドルもしたのに。

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というわけでしかたなく、また売店へ戻ってパンを買ってきたのだった。