巨大企業が国家を乗っ取り、国民を食い物にして肥え太っていく。その手口について「貧困大国」シリーズで読み、衝撃を受けた。
さらに「政府は必ず嘘をつく」は、しかし、そんな事実というのは、新聞やテレビのニュースでは、まず報道されることはない、と言う。
政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書
- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/10
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もう一体なにを信用すれば良いというのか。
単純に信用して良いメディアなど無い。なんだかどうもおかしいな、と思ったら、その背後にあるカネの流れ、利害関係について考えてみろ、というわけだ。そして、かならず複数のソースにあたり、それらを比較してみろ、と。
TwitterやFacebookだって、結局は営利企業であって、そこを流れる情報がフィルタリングされてないと信じる合理的な理由などない。「アラブの春」なんて言ってるけど、あれはICTを活用した謀略活動だ。
なんだかここまでくると、トンデモ系陰謀論のようにも見えてしまうが、「んなアホな」と笑ってすまされないようなことも色々と。
考えてみたらうちのインターネットサービスプロバイダーだって、某電力会社の関連会社だったりするのよな…
まだ考えがうまく整理できてない。とりあえず、これまた衝撃の一冊。