盆休みは実家でのんびりと過ごす…
なんてのは幻想だ。なんでこんなに忙しいのだ。いや別に忙しいわけじゃない。片付けなければならない(というより処理できる)用事の量なんて知れている。ただ、おそろしく効率が悪いだけの話だ。
年老いた両親の行動をみているとよくわかる。結構なんやかんやと忙しくしている。しかし、今やろうとしているその用事は、今やるべきことなのか?というより、本当に片付ける必要のある用事なのか?いや、とてもそうは思えない。物事の優先順位というものが、壊滅的に狂ってしまっているのだ。挙句、今すぐやらないといけないことについての準備は全くできてない。あれはどこに行った、これが無い、と大騒ぎになる。
盆には坊さんが拝みにやって来る。その時に何と書いていくら渡すのだ、と父親が言う。こういうことがあるのでEvernoteにメモをしている。それは「お布施」だ。で仏壇もお盆仕様にセットアップせねばならない。大丈夫、それも10年ほど前に写真を撮ってある。経机を組み立てながらその写真を見ると、なんだこの紫色の布は。
こいつを探し出すのにまた一悶着あったのだが、その辺はもう良い。そんなことより、この布を何と呼べば良いのだ、と気になって「仏壇 布」でググってみたら、えらいもんですな、そんなんでちゃんとわかるのだ。これは「打敷」と呼ばれるものだ。浄土真宗本願寺派と真宗大谷派は逆三角形の「三角打敷」というものを使うようだが、「その他の宗派」である当家においては通常の四角形のものを使用する。
てなことをやっていると、あっという間に1日は過ぎて行くのだ…