日々、聞こえてくるのは、目を覆いたくなるばかりに悲惨で気が滅入るようなニュースばかり。世に心配と憂鬱の種は尽きることがなく、我々は着実に破滅へと向かっているとしか思えない。
というのは我々の思い込みで、本当のところ世界のいろんな事は、昔に比べると少しずつ、しかし確実に良くなっている。『ファクトフルネス』にはそう書かれていた。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/01
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うーむなるほど、そりゃ確かにそうですよね、と思った。多くの指標において、大きな流れとしては、やはり改善の方向にあるのだろう。本邦に限っていうと、昨今はどうもいろんなことが悪くなっているようにしか思えないし、そもそも統計データってもの自体がイマイチ信用できない、てなことになりつつあるけども。そういうのはあくまで局所的な話、であるし、いずれ是正されていくのだ、と思いたいなあ。