野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

そういうもんだと割り切ってますから

ブライアン・フェリーの"Mamouna"はApple Musicで聴けていたはずなのに、いつの間にか消えていた。
と思ったらいつの間にか復活していた。どないやねん。

同様に"Frantic"も見当たらないなあ、と思ってディスクユニオンで中古CDを買ったら、やっぱりこいつも復活していた。

Frantic

Frantic

  • アーティスト:Ferry, Bryan
  • 発売日: 2002/02/27
  • メディア: CD
おちょくってんのかコラ。
ブライアン・フェリーは"Boys And Girls"と"Bête Noire"の後は"Olympia"や"Avonmore"までほとんど聴いていなかったのを、ここ数年一気にあれこれ聴いてみている。
雰囲気は基本的に"Boys And Girls"の延長線上にあるわけだが、この辺のアルバムを聴くまでは、フェリーのオジキがあんなにいろいろとカバーをやっているというのは最近まで知らなかった。"Boys And Girls"、"Bête Noire"、"Olympia"、"Avonmore"のいずれも、わたくしの知る限りではオリジナル曲ばかりのはずだが、これらの間にリリースされた"Dylanesque"なんかは全曲ボブ・ディランのカバーだし、この"Frantic"でも"Going Down"だとか、これまたディラン先生の"Don't Think Twice, It's Alright"をやっていたりするのだね。あ、"It's All Over Now, Baby Blue"もディランなのか。いやもう、どんだけ好きやねんな、という感じですな。
まーでも正直なところアルバム全体の出来としてはやはり"Boys And Girls"とか"Bête Noire"の方が良いようにわたくしは感じますですね。
あとは"A Bride Stripped Bare"あたりもけっこう好きかな。路線はだいぶ違う感じするけどね。