少しばかり仕事で遅くなったので、どこぞで晩飯を食べて帰ることにした。
というのがそもそも間違いなわけだ。
普通の飲食店は緊急事態宣言に伴う行政からの要請により、20時で営業を終了しているのだった。わかっていたはずなのに。
堺東駅前あたり、開いてない店が無いわけではない。が、吉野家も松屋もCoCo壱も、すべてテイクアウト営業だ。そりゃそうだろう。
実をいうと、普通に営業しており、さらに酒も出している居酒屋もある。店の前に「もう限界です」と書いてあった。ですよねえ。
が、さすがにその店に入る度胸はなかった。
もとより、飲むつもりはなく普通に晩飯が食べられれば良いところで居酒屋メシは少々面倒(嫌いではない、というかむしろ好きだけども)であるし、昨今そのような奇特な店はかなり「密」であるケースが多い。
そんなわけで、電車の待ち時間にコンビニで買ったおかきなど食べてお茶を濁すのであった。
以前もこんなことがあったのに、学習しないなあ。もっともあれは北九州での話だが、まあ事情はそう変わらんと考えるべきだったのだろう。
しかしこんなんでは、それこそ仕事の関係で外食して帰るしか選択肢が無いような人たち、どうすれば良いのだろう?
とりあえず飲食店を規制して、いかにもやってる感だけ演出するの、ほんと勘弁してほしいもんだ。